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仏師 金丸悦朗の挑戦

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追求し続けた いのち・エネルギーの表現

カテゴリ:金丸作品と共に・・( 129 )








《 金丸作品と共に・・




** おじぞうさん 脱帽 **




3月に なりましたし 、温かく なりましたので 、

今朝 おじぞうさんの 赤い帽子を 取りました 。

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午後になると 風雨が 激しくなりましたが 、

温かい 雨ですので 、良し と しました 。

春雨ですし ・・




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by kanamaru-etsurou | 2018-03-05 18:22 | 金丸作品と共に・・ | Comments(0)




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《 金丸作品と共に・・




** 謹賀 新年 **




 あけまして おめでとう ございます 。





金丸悦朗作 子邪鬼十二支より 【 戌 】

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金丸悦朗 没後 6 年 。 7 年目に 入っています 。

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皆さま この一年を お健やかに  お過ごしになられますよう ・・





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by kanamaru-etsurou | 2018-01-01 01:02 | 金丸作品と共に・・ | Comments(0)




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《 金丸作品と共に・・




** 個展 DMの 差し換え **





昨日は " 煤 ( すす ) 払い " の日 だとかで 展示場の 戸棚の中も 整理してみましたら

今まで 見つからなかった 個展の DM ( 案内状 ) が 出てきましたので 、

2 0 1 7 ・ 8 / 3 0 の ブログの 画像を 2枚 差し換えました 。


平成 9 年 ( 1 9 9 7 ) 於 静岡サールナートホールでの 個展の DMは ・・

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← 大日如来



二王 →




この 2 枚を 合成した画像だったと思っていましたが 、

実際は 阿弥陀如来と 二王の 合成写真でした 。


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もう 1 枚の TAJIMI での 個展の DMは 羅漢 《 時 ・ 尺取虫 》 だったとしていましたが

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実際は 毘沙門天を 出していました ・・。

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自分の 曖昧な記憶と 資料をちゃんと整理できていないことには ため息が 出ます 。


もう 1 枚の DM ( 浜松 ・ 森田画廊 ) は まだ 見つかっていません 。




。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



ガラス戸付き 陳列棚の 作品展示内容を 若干 変えました 。


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左側 下段にあった 《 おじぞうさん まいまい 》 が 上段に 。

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別の 場所に 展示してあった 《 大黒 》 が 下段に 。

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右側 上段には お姿だけの釈迦如来に代わって 左側上段にあった 《 阿弥陀如来 》 を 。

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《 釈迦如来 》 と 《 大日如来 》 は そのまま 。




その 下段の 《 観音菩薩道 》 と 《 不動明王 》 も そのままです 。

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これらの 作品を 再び 詳しく 見てみたいと お思いの方は

『 金丸作品と共に・・ 』 の カテゴリ欄から 選んで ご覧くださいね 。



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by kanamaru-etsurou | 2017-12-14 17:56 | 金丸作品と共に・・ | Comments(0)




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《 金丸作品と共に・・




** 帰って来た 石のおじぞうさん **





9 / 1 9 に 紹介しました 島田釣耕苑での 石のおじぞうさんです 。
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オーナーの方が ご他界なされてから

このおじぞうさんも 皆さんとの つながりが 希薄になっていたということが 感じられましたので

思い切って 現在 釣耕苑の管理をなさっている方に

おじぞうさんの わが家への 帰還を 申し入れてみましたら

快く 承諾していただきまして

本日 私は おじぞうさんを お迎えに 行って来ました 。



      


2 3 年ぶりの 帰宅です 。

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私が おじぞうさん帰還の話を 持ちかけて以来

釣耕苑の 管理者の方や 管理作業を依頼されている方が

今まで あまり気にしていなかったことを 詫びてくださいまして 、

おじぞうさんの前には 沢山の花が 供えられていましたし 、

おじぞうさんの 頭には 管理作業をなさっている方の奥様が 手縫いしてくださった

新しい赤い帽子が載っていました 。

その お気持ちが 嬉しくて 赤い帽子も そのまま 頂戴してきました 。


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赤い帽子を 被った おじぞうさんも 可愛いのですが 、

作者である 仏師は 帽子無しの方が 喜ぶかな ・・ と 思いまして

帽子無しの おじぞうさんも 撮ってみました 。

今回 台座にしましたのは 輪切りにしてある 杉の 丸太です 。

材料置き場に 使われずに 残されていたものです 。

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↓  少し 上方から ・・        少し 下方から ・・  ↓
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写真を 撮った 直ぐ後に 雨が降ってきましたので 赤い帽子は 家の中に 入れました 。

これからは 帽子を 被せたり 取ったり していこうと 思っています 。



これから ずっと 毎日 会えると思うと 嬉しくて 仕方ありません 。

一番喜んでいる長女も 土日に 愛知県から 会いに来ます 。





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by kanamaru-etsurou | 2017-11-13 17:54 | 金丸作品と共に・・ | Comments(0)




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《 金丸作品と共に・・




** 木彫り 大とんぼ ** 




居間の ガラス戸の 外側で 

仏師作の 木彫りの大とんぼが 濡れています 。
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ガラス戸を 開けて 撮ってみました 。
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前から 撮ってみました 。 →






羽に 付いている 白い筋は 木工ボンドが 雨に濡れて 強調されたものです 。
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何故 この 木彫りの 大とんぼが 軒下に 下げてあるのかと 言いますと 、

庭の 木々など 風景が ガラス戸に 写ることによって起こる

野鳥が ガラス戸に 激突する悲劇を 防ぎたいからでして 、

仏師は 過去に 3体 作りました 。

得体の知れない物体が ゆらゆらしていれば

野鳥たちは 警戒して 回避 あるいは 減速するだろうという 発想で 吊るしたものです 。

材は クスノキ 、頭から 尻尾までが 2 8 cm 、羽の幅は 3 0 cm あります 。


平成元年に 山小屋工房を 作りましたから 

大とんぼも その頃 作ったと 思われます 。


強風の時などは 外すようにしてきましたが 、

それでも 外し忘れをしてしまうことがありまして

その都度 風に 煽られ ガラス戸に ぶつけられたり 、紐が切れて 落下したりして

度々 羽が 折れました 。

その 申し訳ない 歴史が 羽に残された 木工ボンドの 跡に 見られるということです 。

満身創痍で 痛々しくも ありますが 、

この 大とんぼには 愛着が ありまして 、

毎朝 カーテンを 開けた時に 会えると 嬉しいものですから 、

頑張ってもらっています 。



それから 、取り外しが 難しかった山小屋工房の 軒下に吊るされた 大とんぼは

3枚の羽が 飛ばされ 、暫くは 羽 1枚で 頑張っていましたが 、

最近は 山小屋工房の ガラス戸に ぶつかって 落ちている鳥も いなくなったものですから 、

仏師が 他界してから 取り除きました 。



もう 一体の 大とんぼは 仏師の メモリアルエリアの 天井で

ほぼ 完全な形で 飛んでいます 。
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( 27年前 小学生だった娘の


絵が まだ 貼ってあります ) →





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このとんぼも ミニ展示場になっている工房の 軒下に 吊るされていたのですが 、

そこの ガラス戸に 鳥避け用の 大きい吸盤を付けてみましたら

その方が 効果的のように 思われたものですから

大とんぼを 室内に 吊ることにしたのです 。

今は ミニ展示場には カーテンをしていますから 、 吸盤も 不要になって 取り除きました 。


今日は その 大とんぼを 外して 雨の当たらない軒下に 吊るし 、

庭を バックに 撮ってみました 。
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このように 吊ってあります 。

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とんぼの 顔を 近くで 撮ってみました 。
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気持ち良さそうに 見えました 。




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by kanamaru-etsurou | 2017-10-19 18:05 | 金丸作品と共に・・ | Comments(0)



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《 金丸作品と共に・・




追記 ・・ ** 作品と 金丸ファミリー ** 






昭和 6 2 年 大きい観音像を 完成させた時の 仏師です 。 4 3 歳 。
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木曽ひのき材

総高 2 3 0 cm 、 像高 1 4 0 cm



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その 2 年後に 同じ宗教団体から 依頼されて 作った

寝釈迦 ( ねじゃか or 釈迦涅槃像 ・ しゃかねはんぞう ) です 。
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ひのき材 総高 1 3 6 cm 、総長 2 6 0 cm 、仏師の 作品の 中で 最大です 。


その 原型となった 石膏像は その後 庭に 置かれました 。

( 雨水を 始めとして 自然の 力で 1 0 年くらいで 溶けました 。)
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その頃の 庭には 元からあった紫陽花と マツバギク 、

手前には クローバーの群落があって 可愛い 石の おじぞうさんが 居ました 。
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↓ ( 因みに 約 3 0 年後の 今の 同じ場所です )
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今は 石の おじぞうさんは 無く 、代りに 焼きもの阿羅漢が 構えています 。
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《 石の おじぞうさん 》

寝釈迦の 製作と 並行して 仏師は カルラ 《 これから 》 の 製作に 取り組んでいましたが 、
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( 2017 2 / 7 の ブログに 掲載 )



カルラの 台座に 本物の 石を 使おうと

石屋さんに 通って 石の 加工技術の イロハを 学ばせていただき 、

その岩座を 作り上げました 。


その時に 趣味的に 彫ってみたのが この 《 石の おじぞうさん 》 です 。

思った以上に 素敵な おじぞうさんが 出来上がり 、

特に 父母から 厳しく 育てられた 長女にとっては

自分を 見守ってくれる 大切な 存在になりました 。

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( ↑ この写真 遺作集の 巻末に 載っています )


ところが 、長女の そういう 気持ちを 理解出来なかった 愚かな父母たちは

平成 6 年の 島田の 釣耕苑 ( ちょうこうえん ) での 個展が 大成功だったため 、

釣耕苑の オーナーの 求めに 応じて

会場の 入口に 置かれていた この 石の おじぞうさんを

お礼として 差し上げて来てしまいました 。



その おじぞうさんは その後 その オーナーを通じて

その地域の お地蔵さんになり 、

小さい お堂の中で 赤い よだれかけを 付けられて

子どもたちを 見守っているそうですが 、

 長女には 相談もせずに おじぞうさんを 取り上げてしまったこと

本当に 申し訳ないことをしたと 思っています 。




。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


《 娘たち ・孫たちへの プレゼント 》


師匠は お子さまたちが 望んでいらっしゃったにも 拘わらず

お子様たちのために 仏像を お残しにならなかったとのこと 。

仏師は 「 作ってあげればいいのに・・ 」と 若い頃から 言っておりました 。


そんなことが ありましたし 、貧乏所帯ということもありましたから 、

前にも 申し上げましたように 娘たちの 結婚の 際には 作品を 持たせました。


長女には 観音菩薩正座像

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二女には カルラ 《 その 向こう 》
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三女には カルラ 《 風 Ⅱ 》
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そして 、孫たちにも お雛さまや 五月人形の 代りに 作品を あげました 。


◎ 最初の 孫には 天使の 心を 大切に ・・と  天使像 。

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平成 1 7 年作

像は ひのき材 、止まり木は 流木

総高 5 0 cm 、像高 2 0 cm

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◎ 2 番目の 孫には 優しい天使で いてね・・ と  にこにこ天使像 。
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平成 1 8 年作


像は ひのき材 止まり木は 流木

総高 4 0 cm 、像高 2 0 cm


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◎ 3 番目の 孫には 自分らしい表現が 出来る子に ・・と

子邪鬼 《 貝音 ( かいおん ) 》 の 中の 一体を 。
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遺作集にも 載っています 。 像高は 2 0 cm 。

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◎ 4 番目の 孫には 健やかな 成長を 願って ・・ 聖観音 《 たね 》 

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平成 2 0 年作 像とタネは ひのき材 、台座は 流木 、
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総高 7 0 cm 、像高 2 5 cm 、

像 + たね の 高さ 3 2 cm
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5 番目の 孫には 子邪鬼の 純な 心を ・・ と  子邪鬼十二支の 《 午 ( うま ) 》
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クス材 像高は 3 5 cm 望月さん撮影 作品集に掲載



( 2 人の 長女には 天使像を 彫ってあげた 仏師ですが 、

2 人の 二女と 1 人の 長男には 個展に出した作品の 中から

相応しいと 思われるものを 選んで 、プレゼントしました 。 )


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


《 母への プレゼント 》

平成 1 6 年 ( 2 0 1 4 ) 石雲院での 展示会に 来てくれた母 ( 当時 8 9 歳 ) を

案内する 仏師 ( 当時 6 0 歳 ) です 。

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( 《 踊る 》 の 群像の 前での 仏師と 母 です 。)



母は 6 0 歳台から 緑内障を 発症し 、この時も 視力が かなり落ちていたのですが 、

息子が 作った作品を 感じようとしてくれていたようでした 。

その時から 5 年くらい前に 仏師が 母の ために 作ったのが

この 触って感じる ちっちゃな ( 6 . 5 cm ) 仏 ( ほとけ ) 《 たなごころ 》です 。

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( 7 /25 の ブログで 取り上げました )



母は 息子の 仏師が 亡くなった年に 視力が 完全に 無くなるという 二重の 悲しみを 味わい 、

それから 昨年 1 0 1 歳で 永眠するまでの 5 年間

なかなか 幸せ感を 得られずに 過ごしていましたが 、

時々 《 たなごころ 》 を 撫でて いました 。


その 《 たなごころ 》 、

母が 亡くなる前 「 あんたに あげるよ 。 」 と 私に くれましたので 、

今は 私の 手許にありますが 、

私も 時々 掌中に 包み込み 、エネルギーを もらっています 。





《 ご挨拶 》


2 年1ヶ月に 亘って 五百羅漢 250 体と 多くの 金丸作品を

紹介させていただきましたが 、

ここまで お付き合いいただきまして 有難うございました 。

金丸悦朗の 作品と 作品に対する気持ちを

少しでも 感じていただければ 幸いです 。



近いうちに 

ミニ展示場に 展示してある作品と その価格を

コンパクトに まとめて 掲載いたしますので 、

関心を お持ちの方は ご検討くださいませ 。


また 、不定期になりますが 、

仏像のことや 植物のこと 折りに触れて 発信していくつもりですので 、

時々は このブログを 覗いてみていただけること 願っております 。

                          金丸 邦子              



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by kanamaru-etsurou | 2017-09-03 17:32 | 金丸作品と共に・・ | Comments(0)







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《 金丸作品と共に・・ 》


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  **  昔の 作品の 写真  **

仏師は 四六時中と 言っていいくらい 仏像など 作品のことを 考えていました 。

どういう作品を どう作るか ・・ということを です 。

体の 小さい割に 毎晩 かなりの量の お酒を 飲んでいましたが

酔っぱらうことで 今までの 概念や イメージから 離れることが 出来て

新しい 発想が 湧き出てくることも 多かったようです 。


今まで この ブログでも 五百羅漢 2 5 0 体を 始めとして

多くの 作品を 紹介させて いただきましたが 、

金丸悦朗が 生み出した 作品は まだ 沢山 ございます 。

作品名は ちゃんと 記録には残してありますが 、

写真が残ってないものが 多いものですから

助手だった私としては 撮っておけばよかったと 今は 残念に 思っています 。

そんな 中 貴重な 写真も ありましたので 紹介させていただきます 。



◎ 《 普賢菩薩 ( ふげんぼさつ ) 》
  昭和 5 8 年 頃


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材は ビャクシン 総高は 3 0 cm くらいだったと思いますが 、記録が ありません 。



◎ 《 地蔵菩薩 立像 ( じぞうぼさつりゅうぞう ) 》  昭和 6 0 年 頃

第 1 回 の 個展 に 出展しました 。
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材は クスノキ 総高は 8 0 cm くらいだったと 思いますが 、これも 記録が ありません 。

大き目の 地蔵菩薩 としては 第 一作で 、端正に 作られましたが 、硬さが 感じられます 。

仏師の 作品としては 顔や 鼻が 長めです。




◎ 《 稲荷三尊像 ( いなりさんぞんぞう ) 》  平成 元年 頃

依頼されて 作ったものです。 材は クスノキ 総高は 25 cm くらいだったと 思います 。

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この 2体は 15 cm くらい

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神の 使いの 白狐ですが 、衣をまとっているように 作って欲しいとのことでした 。( 約 10 cm )
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◎《 不動明王立像 ( ふどうみょうおうりゅうぞう ) 》 平成 元年 頃  クス材 総高 5 0 cm


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カルラ炎と 頭部 です 。 →


↓ 首から 下 です 。


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この頃の 岩座は 過去の 仏師が 作ったような 形で 作られています 。
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その後 お寺から 依頼されたものを 除いて 不動明王の 台座の 多くは

クスノキを ガッカと 刻んでいくようなものか 、

流木を使ったものか どちらかに なっていきました 。

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◎  阿羅漢 《 あなたは 》 平成 13 年作

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高さ 1 4 cm 、

幅 1 6 . 5 cm 、

材は クスノキ

望月さん撮影

作品集 ・ 遺作集に掲載



小さい 五百羅漢は 平成 元年から 作り続けていましたが 、

もう少し 大きい羅漢さんを 作りたいという 欲求を 膨らませた 仏師は

平成 1 3 年の 第 1 回 石雲院 個展に

" 阿羅漢 " と 名付けた 1 4 ~ 1 8 cm くらいの 羅漢像を 10 体 出展しました 。



次回の 石雲院での 陶芸家の 成田 尚 氏との 二人展では

木製 阿羅漢も 7 体 出展しましたが 、

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仏師が 粘土で 作った 阿羅漢を 成田氏が 焼いて下さるという 共同作業で

" 焼きもの 阿羅漢 " を 2 5 体 出展 いたしました 。


今 わが家には 4 体の 焼きもの 阿羅漢が 庭で 自己主張しています 。

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お馴染みの

玄関前の 阿羅漢です 。


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《 くつろぎ 毘沙門 ( びしゃもん ) 》 の

焼きものバージョンです 。


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釣りを している 羅漢さんです 。


↓ 寝かせて 顔を 見ました 。

厳しい顔を しています 。

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これも お馴染みの 主 ( ぬし ) の 羅漢さんです 。

ツタの 葉っぱが 衣の 一部に なってます 。

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他の 焼きもの阿羅漢さんたちも それぞれの お宅の 庭で 生きていると 思いますが 、

お求め下さった方から 2枚の 写真を いただきましたので 載せてみます 。

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青葉の 季節 ですね 。






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梅花が 香る頃ですね 。



楽しんでいただけているようで 、仏師も 微笑んでいました 。



《 宙 踊る ( ちゅう おどる ) 》


平成 1 6 年 ( 2 0 0 4 ) の 二人展に 《 踊る 》 と 題した 作品を 5 点 出しました 。

それぞれ 《 は 》 《 よ 》 《 ほ 》 《 せ 》 《 や 》 という 掛け声を

作品名に してあって 作品の 底に 書いてありますが 、

《 ほ 》 以外は どれが どれだか 今となっては 分かりません 。



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《 ほ 》 ↓

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売れ残りだった 《 ほ 》 は 平成 2 1 年の 第 5 回 石雲院 個展に 於いて

《 宙 踊る 》 という 新しい作品として 生まれ変わりました 。

台座は カルラ 《 昇天 》 で 不要となった 岩座で 、

内繰りをしてあるのを 利用して あちこちに 穴を 開け 、

中に入れた LEDの 豆電球の 灯りが 穴から 赤光として 出てくるような 仕組みに なっています 。

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( 望月さん撮影 、遺作集に 挟んである 嶋田さんの お言葉の 紙の 裏側に 印刷してあります 。 )


光背に なっているのは 仏師 手作りの 石膏ボードでして

サザエの 蓋を 星に 見立てた 宇宙空間を

いろんな 色の 形無き 生命エネルギーが 飛び廻っていて 、

その 中で 踊っている 男 ・・

これも 自刻像の 一つなのでしょうか 。


ボードの 上方に 貼ってある 写真 ・・

キュリー夫人 と マザーテレサ です 。

人間を 人間たらしめる 『 知 』 と 『 情 』 の 象徴として 仏師が 貼ったものです 。





最後の 個展の 後 ( 入院する 前に )

仏師は 宇宙空間で 踊っている 男を 世俗界に 帰還させました 。
 

《 世俗界へ 》

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像は クス材 総高は 1 4 2 cm 、像高は 3 2 cm 、望月さん撮影 遺作集に掲載


全体像の 画像は ありませんが 、

カルラ 《 舞いおりる 》 と 同じように 竹竿から 吊るして

上下にも 、左右にも 、クルクルとも 動くように なっています 。

《 舞いおりる 》

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これは ステンレスパイプを 使っていますが 、

《 世俗界へ 》 には 篠竹 ( しのだけ ) を 使いました 。



《 宙 踊る 》 は 遺作展にも 出しましたが 、求められることなく

ミニ展示場に 何年か 展示されていましたが 、

昨年 行先が 決まり 、運ばれて 行きました 。

しかし 、後ろの 石膏ボードは その方の お宅には 合わないということで 、置いて行かれました 。

従って 本当に 踊る男が 世俗界へ 帰還してしまいまして 、

宇宙空間が 凝縮されたような 形で 残されております 。

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じっと 見ていますと 、

このボードの どこかに 仏師の エネルギー ( 魂 ? ) が

飛んでいるようにも 思えてきます 。


最近になって この 宇宙空間の 中に

顔に ヤニのようなものが 出てしまっている 子邪鬼を

粘土弥勒如来の 失敗したヒノキ台座に 載せて 置いています 。

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仏師が 喜んでいるかも しれません 。






作品の ご紹介は 今回をもって 一応 終了とさせていただきますが 、

次回は 母や 娘たち 、孫たちと 作品の 関わりを ご紹介いたします 。





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by kanamaru-etsurou | 2017-09-01 17:54 | 金丸作品と共に・・ | Comments(0)






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《 金丸作品と共に・・ 》






** 過去の 展示会の DM ( 案内状 ) 集 **    




①  平成 2 年 ( 1 9 9 0 ・ 仏師 4 6 歳 )  於 静岡市 松坂屋

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《 不動明王 》 ( 2017  1 / 3 ~ 1 / 13 の ブログに 掲載 )




② 平成 5 年 ( 1 9 9 3 ・ 4 9 歳 )  於 榛原町 モマンプレザン

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( 前々回 の ブログに 掲載 )




③ 平成 6 年 ( 1 9 9 4 ・ 5 0 歳 )  於 島田市 釣 耕 苑 ( ちょうこうえん )

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↑ 細長いので 画像の 部分のみ 。

( 《 釈迦如来 》 は 2017  6 / 11 、 カルラ 《 飛ぶ 》 は 2017  2 / 19 、

子邪鬼 《 騎馬戦 》 は 前々回の ブログに 掲載 )


↓ 裏側の 案内図です 。 仏師の 字による ご挨拶も 。

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④ 平成 7 年 ( 1 9 9 5 ・ 5 1 歳 ) 於 浜松市 森田画廊

DM が 残っていませんが 、《 飛 天 》 と 首を 替える前の 《 毘沙門天 》 の

合成写真を 使いました 。

《 飛天 》

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 像は ヒノキ材 天衣は 針金を芯にした 和紙 長さ 9 0 cm 、

望月さん撮影 作品集 ・ 遺作集に 掲載


初期の 《 毘沙門天 》
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( 2017  5 / 22 ブログに 掲載 )







⑤ 平成 9 年 ( 1 9 9 7 ・ 5 3 歳 ) 於 静岡市 サールナートホール

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( 《 二王 》 は 2017 6 / 17 ・ 6 / 19 、

《 阿弥陀如来 》 は  5 / 8 の ブログに 掲載 )







⑥ 平成 1 3 年 ( 2 0 0 1 ・ 5 7 歳 ) 於 第 1 回 石雲院 個展 

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《 制吒迦 ( せいたか ) 》  ( 2017  4 / 2 0 の ブログに 掲載 )


↓ 裏側の 地図は 仏師が 描いたものです 。

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⑦ 平成 16 年 ( 2 0 0 4 ・ 6 0 歳 ) 於 石雲院 陶芸家 成田 尚氏と 二人展

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カルラ《 昇天 》  ( 2017  3 / 3 の ブログに 掲載 )





⑧ 平成 18 年 5 月 ( 2016 ・ 6 1 歳 )  於 焼津市 土泥棒

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《 龍 天 ( りゅうてん ) 》 ( 2017  6 / 1 の ブログに 掲載 )





⑨ 平成 18 年 1 0 月 ( 2 0 0 6 ・ 6 2 歳 ) 於 島田市 T A J I M I

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《 毘沙門天 》 ( 2 0 1 7  5 / 2 2 の ブログに 掲載 )




⑩ 平成 1 9 年 ( 2 0 0 7 ・ 6 3 歳 )  於 石雲院 第 3 回 個展

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『 在 』 の 文字は 仏師が 書いたものです 。 ( 2017   4 / 2 6 の ブログに 掲載 )




⑪ 平成 2 0 年 ( 2 0 0 8 ・ 6 4 歳 ) 於 第 4 回 石雲院 個展

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《 弥勒菩薩 》 木曽ひのき材 総高 5 5 cm 、像高 4 1 cm 、望月さん撮影 遺作集に掲載





⑫ 平成 2 1 年 ( 2 0 0 9 ・ 6 5 歳 )  於 第 5 回 石雲院 個展

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カルラ 《 流 刻 時 ・ りゅうこくじ》 ( 2017  3 /11 の ブログに 掲載 )





⑬ 平成 22 年 ( 2 0 1 0 ・ 6 6 歳 )  於 第 6 回 石雲院 個展 ( 最後の 個展 )

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《 観音さま 》 ( 2017  7 / 27 の ブログに 少し 掲載 )





⑭ 平成 2 4 年 ( 2 0 1 2 ・ 没後 1 年 )  於 石雲院 遺作展

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《 古 木武 ( こぶし ) 》 ( 2017  8 /16 ・ 8 / 18 の ブログに 掲載 )






⑮ 平成 2 6 年 ( 2 0 1 4 ・ 没後 3 年 )  於 静岡県立美術館 県民ギャラリー
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《 不動明王 》は 2017  1 / 3 ~ 1 / 13 の 、

《 釈迦如来 》 は 2017   6 / 11 の 、

邪鬼 《 それがどうした 》 は 2017  2 / 11 の 、

おじぞうさん 《 まいまい 》 は 2017  2 / 1 の 、

カルラ 《 その 向こう 》 は 2017  2 / 23 の ブログに 掲載 。




金丸悦朗の 師匠 西村 房蔵 氏は 日展に 会員として 塑像を 出展していたのですが 、

仏像彫刻に 関しては " 職人 " 意識を お持ちで 、

弟子たちの 勧めにも 応じず 、

仏像彫刻の 個展を 開くことは ありませんでした 。


金丸悦朗は 職人としての 仏師 以外の 意識を 持っていまして 、

仏像を 死者のためというより 今 生きている人たちの 力になれるように ・・ と

作っていましたし 、

師匠が 亡くなられて 下請仕事が 無くなりますと

お寺などからの ご注文による 仏像製作と 並行して

個展への 出展作品の製作に 取り組んでいました 。


求めに 応じて 作る 場合も 独自性や 生命観を 深めて 投入していきましたが

個展への 出展作品では 全く個人的な観点からの創造が 可能でしたから

仏師は 嬉々として 製作に取り組んでいました 。

根っからの " ものつくり " の 金丸悦朗 だったと 思います 。




次回は 作品集や 遺作集に 掲載されていない 作品のうち

写真が 残っているものを ご紹介してみます 。




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by kanamaru-etsurou | 2017-08-30 17:49 | 金丸作品と共に・・ | Comments(0)



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《 金丸作品と共に・・ 》




* *   子邪鬼 十二支 ( こじゃき じゅうにし )  * * 




前回 お伝えしましたように

【 子邪鬼 十二支 】 は 地元 石雲院 ( せきうんいん ) での

第 1 回 個展に 合わせて 作られました 。

材は クスノキ 、大きさは 座像の 13 cm くらいから 立像の 3 0 cm くらいまで 。

個展の 閉会後 、カメラマンの 望月 昭さんが 石雲院の 石庭で

1 体ずつ 撮って下さり、

この 画像は 『 仏師 金丸悦朗 作品集 』 に 掲載されました 。





【 子 ( ね ) 】

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右手に ネズミを 載せ 、目を 寄せて 見得を 切っているような 子邪鬼さんです 。

ネズミも 唖然として 見とれているのでしょうか 。





【 丑 ( うし ) 】

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牛 の 絵が 彫ってある 楯 ( たて ) を 持ち 、

象 天 (しょうてん ) が 持っているのと 同じ 武器を 持っています 。

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【 寅 ( とら ) 】
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一休さんの 『 屛風の 虎を 捕まえる 逸話 』 を ヒントに 作った 作品です 。

屛風には 虎ならぬ 猫の 絵が 描いてありますが 、

その絵は うちの 猫を モデルに 二女が 描いたものです 。





【 卯 ( う ) 】

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「 なぜ これが うさぎ なの ? 」 という 問い掛けには

仏師は 次の ように 答えていました ・・・

「 今 、 夜だとすれば 、 この 子邪鬼さん 、 何を 見てる ? 」

「 そこには 何が 居ると 言われてる ? 」

「 そういうことです 。 」






【 辰 ( たつ ) 】

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子邪鬼さんが 持っている 凧 ( たこ ) に  『 龍 』 の 字が 書いてあります 。





【 巳 ( み ) 】

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この像は 遺作集に 載せるために 高さを ちゃんと 測りました 。 2 6 cm です 。





【 午 ( うま ) 】

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初期の 子邪鬼像の 中の " 馬あそび " から 取りました 。

指数は 手足共 4 本 。

この 子邪鬼さんの 右足の 親指は 上を向いています 。




【 未 ( ひつじ ) 】

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簡単な 手織り機で 布を 織っている 少女子邪鬼像で 、

静かで 優しそう 、仏師にとっては " 羊 " の イメージなのですね 。

仏師の 母は こういう感じの 人でした 。 ( 卯 年 でしたが ・・ )




【 申 ( さる ) 】

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仏師は 孫悟空を 意識して 作っていました 。

申 年 の 仏師 、子どもの頃は わんぱくだったようですから

これも 自刻像の 一つかもしれません 。




【 酉 ( とり ) 】

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海岸で 拾った 流木 、仏師の 目には 棒の 上に 止まった 鷹 ( たか ) か 隼 ( はやぶさ ) 。

鷹匠 ( たかじょう ) に なったつもりの 子邪鬼さんです 。




【 戌 ( いぬ ) 】

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犬の 頭部の 被り物を 被って

かつて 生きていた 生きものを 供養したいという気持ちが 出てきたのでしょうか ・・ 。




【 亥 ( いのしし ) 】 

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子邪鬼さんの 上げた 右手には 穴が 開いていて

好きな物を 差し込めるように なっています 。

個展では 毎日 枯れ難い花を 見つけて 差していました 。

この花は たまたま 目についた フレンチマリーゴールド です 。



これらの 子邪鬼十二支の 画像は

仏師亡き後の 私からの 年賀状の画像として 使わせてもらっています 。


次回は 展示会の 案内状 ( D M ) を ご紹介いたします 。





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by kanamaru-etsurou | 2017-08-28 17:21 | 金丸作品と共に・・ | Comments(0)



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《 金丸作品と共に・・




 **  悦朗の 子邪鬼像 ( こじゃきぞう ) の 流れ ** 



◎ 昭和 54 年から 始まった 邪鬼像 製作の 流れは

平成 5 年の ギャラリー・モマンプレザンでの 【 子邪鬼展 】 開催から

子邪鬼像の 流れをも 生じさせることに なりました 。

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その時 出展されたのは この 《 とんぼ 》を 含めて 8 体 。

クス材 、像高は 3 0 ~ 36 cm です 。

庭で 撮った写真が 残っていましたので 載せてみます 。



①  《 とんぼ 》

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② 《 ほほえみ 》

【 もう一つの 金丸ワールド 】 で 以前 ご紹介しました 。 ( 2017 6 / 9 )

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③ 《 竹馬 ( たけうま ) 》

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④ 爪噛み ( つめかみ )

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⑤ 《 パチンコ 》

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⑥ 《 あっかんべ ~ 》

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⑦ 《 馬 ごっこ 》

後に 【 子邪鬼 十二支 】 の 中に 似ているものが 出てきます 。

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⑧ 《 釣り 帰り ( つり かえり ) 》

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「 釣れなかった ・・ 」 という 寂しい気持ちを 出しながら

何故か この 子邪鬼さんが 生き生きしていて

見る者に 愛しさまで 感じさせてしまうような この 作品を

仏師は 気に入っていましたので

『 作品集 』 や 『 遺作集 』 にも 掲載しましたし 、

県民ギャラリーでの 展示会にも お借りして 出展しました 。


望月さん撮影の 子邪鬼 《 釣り 帰り 》 です 。
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◎ 個展に 出したのは 以上の 8 体 でしたが 、

それを ご覧になった 釣り好きの方から

「 釣れた喜びを 出している子邪鬼を 彫って欲しい 。 」 との ご注文が ありまして 、

それに お応えして 作ったのが この 《 釣れた ! 》 です 。

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◎ 翌年 ( 平成 6 年 、1994 ) の 釣耕苑 ( ちょうこうえん ) の 個展では

子邪鬼 《 騎馬戦 》 も 出展されました 。

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クス材 高さ 45 cm 、望月さん撮影 、作品集 ・ 遺作集 に 掲載


この 作品は クス材の 一木造りですので 、

内部など 彫り難い部分が 多々あり 、かなり 苦労して作ったものです 。

この 子邪鬼さんたち 3 年前の 展示会にも お借りして 出展しました 。




◎  平成 13 年 ( 2001 ) の 第 1 回 石雲院 個展 には 《 子邪鬼 十二支 》 が 出展 。

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この像 《 巳 》 は 仏師が 好んでいた 子邪鬼像でして

遺作集にも 載せましたし 、この ブログの シンボル画像と なっています 。

仏師 存命中は 近くに ありましたが 、

遺作展 ( 2012 ) にて 富士市の お寺の お坊さんに お譲りし 、

県民ギャラリーでの 展示会では お借りして 展示させていただきました 。


子邪鬼 12 体は 次回 紹介させていただきます 。




◎ 平成 16 年の 石雲院での 2 回目の 展示会 ( 陶芸家 成田 尚氏との 二人展 ) では

懸 仏 ( かけぼとけ ) としての 子邪鬼像 5 体 を 出展させました 。

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これは 《 天鯉 ( てんり ) 》 、

他に 《 天馬 ( てんま ) 》 、《 風神 の 子 》 、《 雷神 の 子 》 、《 これ 》



子邪鬼 十二支までの 子邪鬼像の 手足の 指は

邪鬼像と 同じ 4 本 でしたが 、

この 懸 仏 の 子邪鬼像から  5 本 に なりました ! ! !

何故だか 聞いていませんが 、

仏師の 心の 中では 

子邪鬼さんは 人間の 子どもと 同じ 存在に なっていたのかも しれません 。


懸 仏 の 子邪鬼像は 今年 3 / 2 5 ~ 4 / 2 の ブログ に 紹介させていただきました 。

よろしかったら ご覧ください 。




◎ 次に 子邪鬼像が 出展されたのは 平成 19 年 ( 2007 ) の 第 3 回の 石雲院 個展 でした 。

貝を 使って 作った 楽器を 懸命に 奏でています 。

この 子邪鬼さんは ムキになって 太鼓を 叩いているようですね 。
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手指 、足指 は 5 本です 。

15 体の 《 貝音 》子邪鬼像の 写真を 7 / 15 の ブログに 載せてあります 。

良かったら ご覧ください 。




◎ 平成 2 0 年 ( 2 o o 8 ) の 第 4 回の 石雲院 個展 では

《 指しゃぶり 》 、《 ふ~ 》 、《 風に 飛ばせ 》 、《 その先 》 、《 ここ 》 と

最近まで ミニ展示場にあった 《 この 指 》 と 、
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今でも ミニ展示場で《 龍観音 》 の 足の位置で にこにこしている 子邪鬼 《 ちょうちょ 》 の

7 体 が 出展されました 。
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《 この 指 》 は 今年 ( 2017 ) の 1 / 2 8 に 、 《 ちょうちょ 》 は 1 / 3 0 に

ブログで 紹介させていただいております 。

それ以外の 5 体 は 残念ながら 写真も 残してありません 。




◎ 平成 21 年 ( 2 0 0 9 ) の 第 5 回 石雲院 個展では

《 地球 》 と 題して 、 子邪鬼像としては 最後となる 3 体 が 出展されました 。

そのうちの 1 体が 羅漢 第 二百 四十六 尊者 の ブログ ( 2016 11 / 29 ) で

取り上げられました 。

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金丸悦朗に よって 5 0 体 以上の 沢山の 子邪鬼像が 作られましたが 、

今 ミニ展示場で 見られる 子邪鬼像は

龍観音 ( りゅうかんのん ) の 足の 代りをしている 《 ちょうちょ 》 と

貝音 ( かいおん ) の 3 体 と
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《 これ 》 ( ↓ ) など 4 体 の 懸 仏 の 子邪鬼たちです 。
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沢山の 子邪鬼さんたち あちこちの お宅で

元気を 振りまきながら 生きていることでしょう 。



次回は 先ほど 申し上げましたように 【 子邪鬼 十二支 】 を ご紹介いたします 。





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by kanamaru-etsurou | 2017-08-26 17:55 | 金丸作品と共に・・ | Comments(0)