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仏師 金丸悦朗の挑戦

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追求し続けた いのち・エネルギーの表現

まろ と 純 と ピュア





◎ 五百羅漢や 悦朗作品 また 展示場で見られる作品のまとめ 、我が家の植物たちを ご覧になりたい方は 

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《  猫 通信 

近いうちに  猫の保護と譲渡に関わっていてくださるグループを通して

一人暮らしをしている私の許に 8 歳か 9 歳くらいの 盲目猫の " ちゃー " が 来ます 。

わが家での ちゃーさんの生活を 心配していて下さる方々にお知らせするために

このブログを 利用することにしました 。


2 ヶ月前まで 1 8 年以上 私は 3 匹の 猫と 関わっていましたが 、

ちゃーさんとの生活に入る前に 

まろ 純 ピュア の 兄弟猫のことを 振り返ってみたくなりました 。

お付き合いください 。

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** まろ と 純 と ピュア **



三女が 高 3 の時 友達のお宅から 3 匹の 兄弟の子猫を 頂いて来ました 。
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ぽや~っとしている 三毛の子猫は " まろ " と 名付けられ 、

程なくして つくば市で 看護師をしていた長女の家族として わが家を 離れました 。

つくば市の 長女の アパートに住んでいた頃の まろです 。
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アパート暮らしをしていたまろは 長女の仕事の関係で 1 匹で居ることが多かったのですが 、

何年か経って 長女が 静岡県内の病院に移って来たことをきっかけに わが家に 戻って来ました 。


その頃の我が家には 茶色のオス猫の 純 ( じゅん ) と 黒いメス猫の ピュアが いましたが 、

純が 避妊してあったピュアを襲ったのがきっかけで 兄 妹 ( 姉 弟 ? ) の 仲が悪くなっていまして 、

( ピュアは いじめられたと思い 純を 怖がるようになってしまったのです 。

その後 純も 手術をして子どもっぽくなったのですが 、ピュアとの関係は 悪いままでした 。)

自分だけ 可愛がって欲しいという気持ちが強いまろの帰還で

3 匹の 関係は 更に 悪くなりました 。


争うことの嫌いなピュアは やがて 家を出て

日中は 山小屋工房の 仏師の傍らで 食事をしたり くつろいたりしても

夜は どこかの小屋で過ごすという生活を 何年も 続けることになり 、

( 山小屋工房に 泊まらせようとしても 他の多くの猫たちが動き回っているので

落ち着かないらしく 、上手くいきませんでした 。)

その間の 年 1 回の 予防接種に 連れて行くのには 苦労しました 。

他の家の 猫たちが 身を寄せ合って仲良くしているのを 見るにつけ

「 どうして うちの猫は 仲が悪いのかしら ? 」 と 悲しくなったものです 。

ネコの性格もあったでしょうが 、多分 私たちの可愛がり方に問題があったために

それぞれの猫たちが 自分だけ 可愛がって欲しいという気持ちを強くしてしまったからだろうと

結論づけました 。



ピュアが 再び わが家の 家ネコになったのは

仏師が 他界した翌年 まろが 血液のがんのようなもので死んでしまってからです 。

冬の 寒い夜 恐る恐る入って来たピュアを

純が 歓迎しないまでも 追い出そうとはしなくなっていたので 上手くいきました 。

その頃の 純と ピュアです 。
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ピュアが 同居するようになって 5 年 経った昨年 、2匹は 1 8 歳に なりました 。

4月 足の関節に異常が出て 歩行も困難になりかけた頃の ピュアです 。
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その 3 ヶ月後 消化器の状態も悪くなって 風呂場に籠るようになり 、ピュアは 死にました 。


純は ピュアの死を 認識出来たようでして

その後 不安定になり 、外出したがり 、なかなか帰って来なくなりました 。

1 週間後には 家に居るようにはなりましたが 、食欲が減少し 衰弱し始めたようでした 。

その頃の 純です 。
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その後 純も 風呂場に 籠るようになり 、どんどん衰弱して やせ細り 、

ピュアが 死んでから 3 ヶ月経った頃 水も飲まなくなって 静かに 穏やかに 死にました 。

ピュアとは 仲良くはなかった 純ですが 、

それでも 、晩年は 近くで 寝ることもあり 、

お互いの間には わだかまりが無くなっていたのかもしれません 。

私には 純が ピュアの後を追ったように思えてなりません 。


まろ 1 3 年 4 ヶ月 、ピュア 1 8 年 3 ヶ月 、純 1 8 年 6 ヶ月の " 猫生 " でした 。






by kanamaru-etsurou | 2018-01-10 17:43 | 猫 通信 | Comments(0)

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