洋種山牛蒡の その後
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** 洋種山牛蒡 ( ようしゅやまごぼう ) の その後 **
( ヤマゴボウ 科 )
8 月 1 3 日 に ブログに 載せた 洋種山牛蒡の 株です 。
それでも 、まだ 新たな花を 咲かせて いて 、
いろんな 段階の 花や 実が 見られます 。
実が 鳥たちに 食べられたり 、強風に 落とされたりで
その後 こうなっているのも 多く 見られます 。
そういう中にあって 実を 完熟させている房も あります 。
この実を 持ち帰って 分解してみました 。
左に " つながったタネ " 、 真ん中に " そのままの実 " 、 右に " バラバラにしたタネ " を
並べてみました 。
1個の 実の 中に 7~8 個の タネが ありますから
1房には 1 5 0 ~ 2 0 0 個の タネが 付いていることに なります 。
実際に 3 個の 実から どのくらい 発芽するものかと
8 月 1 3 日に 1 鉢に 実1個分の タネを 蒔いてみました 。
実 一つの タネ 7~8 個 から 3~4 本の 芽が 出て 成長し 、
一番 大きい苗は 7 cm くらいに なっています 。
5 0 % の 発芽率で 増えていかれると 驚異です 。
カラスウリのように 木を 覆ってしまうというような 心配は 無いですが 、
2 m くらいの 大きさになりますし 、
宿根草ですから 寒さに 上部が やられても 春には 伸びてきますし 、
実は 美味しそうに 見えますが 、実も 葉も 有毒とか 。
鳥は 食べても 大丈夫なのでしょうか ?
( 因みに 食用の 山ごぼうは 正式名称は モリアザミ の 根っこ 。
モリアザミは キク科 の アザミの 仲間で 、洋種山牛蒡とは 全く 別物です 。
洋種山牛蒡の根っこは 塊根に 似ていて 食用ごぼうの形とは 全く違いますし 、
やはり 有毒です 。
普通の 食用の ごぼうも キク科で 、アザミに 似た花を 咲かせるようです 。
キク科の 植物は 花も 葉っぱも 根っこも 食用になるようですね 。)
いずれにしても 洋種山牛蒡は 厄介者の 植物の 一つということになります 。
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by kanamaru-etsurou
| 2017-11-03 17:48
| 野の花
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