彼岸花の実
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** 彼岸花 ( ひがんばな ) の 実 **
( ヒガンバナ 科 )
今日の らっきょうの花 です 。
だいぶ 素敵な感じに 開いてきましたが 、これは 茎がしっかりしている上方の 花でして 、
下方には 起き上がれない 3 本の 花茎が あります 。
この 3 本の 花茎には 根っこから 栄養分や 水分が 殆ど 送られていないようなのです 。
それでも 、茎の中に 残っていたエネルギーを吸い上げて
懸命に 花を咲かせ 、タネを作ろうとしています 。
昨今の 雨がちな天候と 低温に 助けられているとは思いますが 、
その姿勢には 頭が下がる思いです 。
これを 見て 思い出して 行ってみた所が あります 。
ヒガンバナの 花殻を 積み上げた所です 。
9 月頃に 咲いていた 彼岸花が 咲き終わると ・・
このような 花殻 ( はながら ) に なりますが 、
こうなった時に 花茎を 根元から ポキンと 折って あちこちに まとめて 積み上げてきました 。
ここで 毎年 感動することなのですが 、
折った時には 小さかった実が 今でも 大きくなり続けているのです !
この 積み上げてある花茎たちの 中から 代表となる 4 本を 並べてみました 。
エネルギーが 殆ど 残っていません 。
蓄えられていた 全ての エネルギーが 実に 注ぎ込まれたものと 思われます 。
手前の 3 本の 実を 並べてみました 。
一番大きくなっている実 ( 一番手前 ) を 注目してみます 。
写真を 撮ってましたら
ヤスデが 通り過ぎて 行きました 。
これらの 実は どんなに頑張っても 完熟することは できないのですが 、
死ぬまで 熟させようとする 執念のようなものには 驚かされます 。
植物の 生きる目的は ぶれません 。
「 子孫を 残すこと 」 に 尽きます 。
それは 人間以外の 動物も 然り 。
ヒトも 生きもの ・ 動物の 中の 一つではありますが 、
人それぞれに 違った生きる目的があったり 、ぶれたり 、見えなくなったり ・・ 。
人 だったり 、人間 だったり ・・、個を 意識したり、絆を強調したり ・・、
定まらないながら それぞれの 生や死を 生きていくのが 私たちなのでしょうか ・・。
間もなく 菊の 季節に 入ります 。
by kanamaru-etsurou
| 2017-10-28 18:04
| 野の花
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