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仏師 金丸悦朗の挑戦

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追求し続けた いのち・エネルギーの表現

子邪鬼 《 貝音 》







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《 金丸作品と共に・・ 》



** 子邪鬼 《 貝音 》 ( こじゃき 《 かいおん 》 )  **



この お不動さんの 下の 段で 貝で作った楽器を奏している 子邪鬼 2 体 と

別の所に居る 子邪鬼 1 体 を 取り上げてみることに しました 。
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この 3 体です 。 集めてみました 。
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材は クスノキ  高さ 19 ~ 20 cm


この 子邪鬼シリーズ 《 貝音 》 は 

15 体の 子邪鬼が それぞれ 貝を 材料に 手作りした楽器を 演奏している・・という作品でして 、

今 この 3 体が 残っていますので 、15 体を代表しまして ご紹介いたします 。



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① 楽器は チェロ



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お顔を 近くで 撮ってみました ・・・

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② 楽器は マラカス


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③ 楽器は 横抱き太鼓 ( 大鼓 ・ おおつづみ ? )



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この 子邪鬼さんは 不運でして

左顔面 特に 目の辺りに 黒くて 強い 木目が 出てしまっています 。

そのため 、可愛らしさが 半減しただけでなく

見る角度によっては 不気味な感じさえ 出てきてしまいます 。

個展開催までに 時間の余裕が 無かったこともありますが 、

仏師は 作り直すこともせず 、出展を 取りやめるということも しませんでした 。

いわば 障害を持って生まれてきた 我が子です 。

現実世界においても 、障害があるからといって 差別するということがなかった仏師は

この 子邪鬼さんも 自分が 生み出した 一つの作品として

自信を持って 出展したのでした 。



次回は 嘗て 私が デジカメで撮っておいた 15 体の 写真を 載せてみます 。





by kanamaru-etsurou | 2017-07-13 17:54 | 金丸作品と共に・・ | Comments(0)

by kanamaru-etsurou