茶畑辺りで ・・
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《 金丸悦朗も愛した わが家の植物たち 》
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一昨日の夕方 庚申塚 ( こうしんづか ・ 農業の神様を祀っている所 ) 辺りで
珍しい花を 見つけたので 、昨夕は カメラを持って 出かけました。
最近の 茶畑の様子です 。
茶刈り作業は 終盤に入り、殆どの 茶畑が このような状態に なっています 。
6 時過ぎで 辺りは薄暗くなっていましたが 、南東側の 茶畑は 十分 撮れました 。
西側の 茶畑は カメラに 上手く 受け入れてもらえませんでした 。
数年に一度 新茶を刈った後の 茶の木を 深く刈り込みます 。( 「 台下し ・ だいおろし 」 )
普通の 茶畑は 1年に 4回 刈られまして 、それぞれ
一番茶 ( 新茶 ) 、二番茶 、三番茶 、四番茶と呼ばれますが 、
新茶以外の 製品としてのお茶は " 番茶 " と 言われます 。
新茶は 高値で 取引されますが 、番茶は安値だそうです 。
台下しをした茶畑は 二番茶 ・ 三番茶は 休み 、
翌年の新茶に 備えて 四番茶で 芽を整えます 。
最近は 全国的傾向ながら 茶農家の 後継者不足から 耕作放棄地が 増えていて 、
現在 主流となっている 茶の品種は " やぶきた茶 " なので 、
「 これが 本当の 藪北だ ・・ 」 という 冗談が よく聞かれます 。
まだ 刈られていない 茶畑も ありました 。
茶農協での 生葉の受け入れは 明日までだそうです 。
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** 忍冬( すいかずら ) **
( スイカズラ 科 )
一昨日 珍しい花を見つけたので 、ケータイで 写真を 撮り 、
写メールで 俳人の 佐喜子さん に 送って 報告したところ
「 忍冬 ( すいかずら ) 。花は 白から 黄色に 変化し 、芳香が あります 。
好きな花の 一つです 。 」 という お返事を いただきました 。
【 すいかずら 】 という名前は 聞いたことが ありましたが 、
「 忍冬 」 と 書くことも 、 この花のことだ ・・ ということも 、
初めて 知りました !!
蕾です ・・
面白い形の 花ですね 。 雌しべの 先端部が 緑色なのも 珍しいことです 。
黄色い花に ピントを 合わせてみると ・・
何だか とても 感動して しまいました 。
( 後日 佐喜子さんから 補足説明メールが ありました 。 )
「 【 忍冬 】 は 【 吸い葛 】 ( 花の 蜜が 甘くて 口に 含んだことから ) 、
【 金銀花 】 ( 一枝に 白と 黄の 花を 咲かせることから ) とも 。
冬の間も 葉を 落とさずに 頑張っている植物 。
【 忍冬 】 の 名に ふさわしいですね 。 」
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** 待宵草 ( まつよいぐさ ) **
( アカバナ 科 )
わが家の 待宵草の 開花は まだまだです 。
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** 苗代苺 ( なわしろいちご ) **
( バラ 科 )
前々から キイチゴの 仲間だろうとは 思っていましたから 、
白い花が 咲くことを 期待していたのですが 、
最近 咲き始めた花を 見て 、「 へえ ! こんな花だったの ?」 と びっくり !!
数本を 持って帰って ネットで キイチゴ類 を 調べてみましたら
" 苗代苺 " だということが 判りました 。
苗代作業が 行われる頃 赤い実を 熟させるので この名前が付いたのだそうです 。
開き始めから 順を追って 見てみますと
苺系の花とは 違っていますね 。 チャーミングと言いたくなる花です 。
茶畑辺りを 歩きますと 豊かな気持ちに なります 。
by kanamaru-etsurou
| 2017-05-09 17:33
| 野の花
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