小栴檀草 猪の子槌 縮み笹 再び
《 金丸悦朗も愛した 野の花たち 》
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今 厄介者の 我が家の ” ひっつきむし ” 3 種 再び
① ** 小栴檀草( こせんだんぐさ )**
( キク 科 )
小さい虫(小蜂?)が来ている 花です 。
白い花びらがきっちりと並んでいる小栴檀草を コシロノセンダングサと言い、
このように 歯抜けのような花びらを付けている小栴檀草を アイノコセンダングサと言うそうです。
いずれにしても コセンダングサは このような実を付けます。
そして、完熟すると 動物に引っ付き、生息域を広げます。
実を 拡大してみました。
② ** 猪の子槌 ( いのこづち ) **
( ヒユ 科 )
こちら、イノコヅチの 蕾 です。
そして、動物が来るのを 待ちます。
動物が来なかった場合は 仕方なく 同じ場所にタネを落とし、
翌年も そこで 芽生えます。
③ ** 縮み笹 ( ちぢみざさ ) **
( イネ 科 )
こちらの ひっつきむしのチヂミザサの実は
背は低く、花茎は細く、色は黒っぽくて 目立たないのです。
ですから、簡単に引っ付かれてしまいます。
チヂミザサは 細いので、なかなかカメラに収まってくれません。
まだ咲いている花を見つけたので撮ろうとしたのですが、自然な状態では 不可。
そこで、いずれ引き抜くものでもありますから、家に持ち帰り、
家の中で 小瓶に挿して 撮りました。
我が家に生息するのは この 3種だけですが、他にも 色々あるようです。
人間以外の生き物の生きる目的は 子孫を良い形・条件で 沢山残すことですね。
植物は 自分で動けないだけに
花の咲かせ方、出来たタネの拡散の仕方を始め 繁殖の仕方・生き方には
それぞれ違った技(わざ)のようなものを極めていて 感動させられます。
ただ、私たち人間の都合から見ると
厄介で 困らされる場合が とても多いのですよね。
by kanamaru-etsurou
| 2016-11-08 18:00
| 野の花
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