自生白花朝顔
《金丸悦朗も愛した野の花たち》
**自生白花朝顔**
(ヒルガオ科)
タネを蒔いた憶えはないのに
何十年も前から勝手に咲いてくれている朝顔、
先日 変わった花に出会いました。
↓ これは 普通の朝顔
上の集合写真の一番下に写っている花で、
内部に 1本のめしべと 5本のおしべがあります。↓
↓ こちらが 変わった花。
上の集合写真では 真ん中に写っている花です。
↑ 花びらがシワシワ。
中には おしべではなく 細い花びらのようなものが5枚と 1本のめしべ。
蟻が数匹ウロウロしていましたが、
そのうち1匹が真ん中でカメラに収まりました。↑
午後になって 萎んだ花を破らせてもらって
中の様子を見てみました。
↓ こちらが 普通の朝顔の花の内部。
5本のおしべと 1本のめしべ。↓
↓ こちら 変わった朝顔の花の内部。
おしべの方は てっぺんの葯(やく・・花粉の袋)の代わりに
小さくて細い花びらがてっぺんから下がっているのです。↑
移した家の部屋跡に水を溜めた我が家の池にいる金魚たちに
十数年前からフナが加わりましたが、
それは 金魚が自然交配する中で現れたフナで、
所謂 ”先祖返り”の鮒なのです。
この白い自生朝顔の変なオシベを見ていたら
金魚から鮒が生まれてきた事実を思い出しました。
もしかして 花粉の集まりの葯が
元々は花びらが変化したものだとすれば
この事実は 朝顔の”先祖返り”で説明できる訳で、
ロマンがありますよね。
でも、そんなことはあり得ないような気もします。 ( ^ _ ^ ; )
by kanamaru-etsurou
| 2015-08-29 00:15
| 野の花
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