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仏師 金丸悦朗の挑戦

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追求し続けた いのち・エネルギーの表現

お辞儀草




《金丸悦朗も愛した野の花たち》


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**お辞儀草(おじぎそう)**
(マメ科)


これも『野の花』とは言えないかもしれませんが、

我が家ではちょっとした群落が『野の花』的になってますので

取り上げてみました。

お辞儀草_e0354596_19205755.jpg


このオジギソウ

葉っぱに軽く触れると 葉っぱがドミノ的に閉じていきます。

また、強く触れると 葉柄全体が垂れ下がります。↓

お辞儀草_e0354596_19214452.jpg


これは葉っぱを食べようとした虫や小動物に対して
びっくりさせると同時に 
「もう枯れてしまって美味しくないから食べない方がいいよ。」という
メッセージを送ることによって
身を守ろうとしているといっていいでしょう。
因みに オジギソウの茎や枝には びっしりとトゲが付いていて
食べられないための工夫がいっぱいです。


触ると葉っぱが閉じ 葉柄が垂れ下がるメカニズムは
研究なさってる土屋隆英上智大教授によれば
「電気信号が 主葉枕(枝の付け根にあるふくらみ)に伝わると、
細胞内のたんぱく質の構造に変化が起こって細胞の形が変わり、
枝をピンとさせていた水が流れて移動することになり、
枝が折れ曲がる。」のだそうです。
(詳しく知りたい方は『おじぎそう』で検索してみて下さい。)


娘たちが小学生だった時、夏休みの自由研究で
オジギソウを観察していたことがありました。
不思議がって何度も触ったりしていただけで
メカニズムなど調べようもなかったのですが、
オジギソウには迷惑なことでした。

                  

by kanamaru-etsurou | 2015-08-13 07:26 | 野の花 | Comments(0)

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