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仏師 金丸悦朗の挑戦

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追求し続けた いのち・エネルギーの表現

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《 第九十六尊者 》




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材は 山桃(やまもも)の雌の木・・


大きさ・・この第九十六尊者の大きさは 
  
総高   右手拳まで 15cm  
       頭頂まで   13.6cm、
     岩台座の幅   7.4cm 、
         奥行  6.9cm 、
      頭の長さ   2. 1 cm、
     鍬の長さ  6.2cm




農作業を頑張って 額の汗を手で拭う羅漢さん、

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逞しい体躯の羅漢さんです。

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鍬を外すと こうなっています。↓

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労働の後の充実感のようなものを感じます。


山小屋工房の板壁に掛かっている書です。
(両隣りは 二王の石膏原型)

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個展を6度と遺作展を快く開かせて下さった
石雲院の方丈さん(イメージは第二十五尊者)が
仏師のために書いて下さったもので、
仏師は この書と不動明王を意識しながら
仕事をしていました。

盆も正月も無く仕事をしていた仏師ですが、
たまに「今日は休み!」と言って
山小屋工房で 朝から ちびちびやっていることもありました。
(勿論 頭の中は作品のことでした)

私が「この書に何て書いてあるの?」と冷やかすと
「仕事をしなければ食べるな・・とは書いてあるけど、
仕事をしなければ飲むな・・とは書いてないよ。」
と 応えていました。

この羅漢さんを見ると そんなことを思い出します。









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by kanamaru-etsurou | 2016-01-31 18:00 | 五百羅漢〈250体〉 | Comments(0)







《金丸悦朗も愛した野の花たち》


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ここ2日間の雨の後

野鳥にまだ食べられてない万両の赤い実に水滴が付いていて

心惹かれました。




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近くの 花韮( はなにら・ユリ科 )の葉っぱの水滴にもハッとしました。


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凍った水滴が 日に当たると キラキラ輝いて とても綺麗なものです。

ここ静岡・坂部でも 年に何回か その輝きを見ることはできます。

今冬も一度見られましたが、

明朝は最低気温が5℃とか 期待出来ませんね。










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by kanamaru-etsurou | 2016-01-30 18:15 | 野の花 | Comments(0)





《第九十五尊者





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材は 山桃(やまもも)の雌の木・・



大きさ・・この第九十五尊者の大きさは 


  総高   頭頂まで    7. 1 cm 、
      岩台座の幅    7 .2 cm 、
        奥行    6 .6 cm 、
       頭の長さ    2 .0 cm 、 




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この羅漢さん、

ただひとりの 尼僧さんです!!
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エネルギーが集まっている その手を強調したい仏師は

その手を わざと大きくしました。

写実的バランスを大切にしていた仏師が

その手法を変化させていったきっかけというようなものが

ここにあります。





その後 この形の作品は

慈悲仏(じひぼとけ)の一つとして

多くの方々(特におばさま方)に望まれ、

数多く作らせていただきました。


慈悲仏 《 合掌 》
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因みに、

慈悲仏には 他に2体ありまして、

1体は 以前紹介しました《 掌(たなごころ)》、
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もう1体は 慈悲仏《 蓮華(れんげ)》です。
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これら3体の慈悲仏は ヒノキ材で作られ 

高さは 約18cmです。



これらの作品は 今は工房には無く、

その石膏原型が残っています。

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by kanamaru-etsurou | 2016-01-29 18:00 | 五百羅漢〈250体〉 | Comments(0)







《第九十四尊者》







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材は 山桃(やまもも)の雌の木・・



大きさ・・この第九十四尊者の大きさは 

総高  頭頂まで   7. 3cm、
    岩台座の幅    7 .9cm 、
      奥行    7 .1cm、
 髭を入れた 頭の長さ    2. 7 cm




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この羅漢さん、

近くに ひょうたんとっくり などは ありませんが、

酩酊状態 なんじゃないかな・・って思ってしまいます。

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反対側の斜め後ろから見ると・・
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やっぱり 酩酊しているのでしょうか・・
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酩酊してないとしても

この羅漢さん、

気のいい方のようですね。














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by kanamaru-etsurou | 2016-01-27 18:00 | 五百羅漢〈250体〉 | Comments(0)








《第九十三尊者





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材は 山桃(やまもも)の雌の木・・


大きさ・・この第九十三尊者の大きさは 
  
総高 本の高い所まで   5.4cm、
     岩台座の幅  12.5cm 、
        奥行    7.9cm 、
     本の長さ    2.5cm、
    本の幅 2.7cm





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私は この羅漢さんに 親近感を 持ってしまいました。


真上から撮りました。 ↓

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羅漢さんとは全然関係は無いのですが、

牧の原台地の茶畑から見る富士山をご紹介したくて撮りました。(1・25)

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立っているポールは 防霜ファンです。

お茶の新芽が伸びてくる3月以降に 活躍します。














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by kanamaru-etsurou | 2016-01-25 18:00 | 五百羅漢〈250体〉 | Comments(0)







《金丸悦朗も愛した野の花たち》


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**山保呂志(やまほろし)**
別名・蔓花茄子(つるはななす)

(ナス科 )



山小屋工房の前に 枯れた小さい栗の木があります。
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これを枯らしたのは このヤマホロシなんです。

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生命力が強く どんどん増殖するヤマホロシは

仏師が気に入っていた小さめの栗の木を覆ってしまい、

結果的に栗の木を枯らしてしまいました。

私が この花が大好きで 優遇してしまったために起きた悲劇でした。


栗の木が元気を無くしてきた時に 仏師自らがヤマホロシを根元から切りましたが、

栗の木のいのちを救うことができませんでした。



一方、姿を消したヤマホロシは 根っこが残っていましたから

切り口から芽を出しただけでなく、

その根っこは地下茎となって地下を伸び続け

8mくらい離れたところで生えている垣根(お茶の木や雑木)の

根元から 顔を出して伸び始めました。

そのヤマホロシは 10年くらい経った今、

垣根や近くの紫陽花たちを覆い始めていまして、

ヤマホロシが好きな私でさえ 恐怖を持つほどになりましたので、

今年こそ 勢力を抑えるつもりでいます。
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大寒の低温も ものともせず、 元気です。
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咲きながら どんどん伸びています。
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同じナス科のヒヨドリジョウゴと同様、

葉柄を絡ませながら 伸びていきます。
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やまほろしの花は 茄子の花によく似ていて、 

今我が家にあるのは白花ですが、紫色の花の株もあるんです。

10年くらい前までは 我が家にも 花が紫色のヤマホロシが

現在ウィンターコスモスが繁茂している雪柳の垣根で

横に7mくらい伸び、可愛い花を沢山咲かせていましたが、、

そちらは 段々弱ってきて 枯れました。

紫花ヤマホロシが駄目になったころから別の場所でではありますが

白花ヤマホロシが繁茂し始めたような気がします。
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花を大きく撮ろうとして 下方の花に近付いてみたら

後方に赤いものが・・
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烏瓜の実でした!

風雨に曝されていなかったからでしょう、

綺麗な色が残っていました。
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今や 我が家では厄介者になりつつあるヤマホロシですが、


このような(↓)花を見せられると

心が騒ぎます。
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もとはといえば、植木鉢に小さく収まっていた園芸種で、

花屋をしている三女( la renoncule ブログ有り)が

プレゼントしてくれたものなのですが、

今や ツル性野の花にも負けない生命力と繁殖力を見せつけられ

唯々、驚いています。



(以上は 今日1月25日にアップするつもりで昨日撮影し昨夜編集しておいたものです。)

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ところが、昨夜から今朝にかけての寒波襲来で 事情は一変し、

昨夜編集したものを そのままの形でアップすることが出来なくなりました。

今朝の外気温は -4℃、 池に 5mmの氷が張りました。

急いで カメラを持って 山小屋工房近くのヤマホロシに会いに行きましたが

案の定 流石のヤマホロシもぐったりしていました。

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昨日ピンとしていた先端部も深く垂れさがっていて

昨日の状態への復活は無理のようです。


厄介者扱いをし始めていた私ですが、

何となくがっかりしているのを知って

苦笑しています。












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by kanamaru-etsurou | 2016-01-25 08:30 | 野の花 | Comments(0)



 


《 第九十二尊者 》



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材は 山桃(やまもも)の雌の木・・


大きさ・・この第九十二尊者の大きさは 
  
総高   頭頂まで   7.8cm、
     岩台座の幅  7.8cm 、
        奥行  6.8cm 、
     頭の長さ   2.2cm、




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手の形が意味ありげですが、
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存在感が強い羅漢さん、


その目の力にも 惹きつけられます。










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by kanamaru-etsurou | 2016-01-23 18:00 | 五百羅漢〈250体〉 | Comments(0)







《金丸悦朗も愛した野の花たち》


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**ウィンターコスモス**


(キク科 )



大寒に入り、暦通りの寒さが続く昨今、

流石 ウィンターコスモス

元気に咲いてます!!

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寒さにやられた花も見られますが、

それらは 前から咲いていた古い花のようです。
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咲き始めたばかりの花たちは

寒さにめげずに ピンと咲いています。
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赤・白・ピンクの花たちのコスモスが枯れ果てた今、

ウィンターコスモスの近くでひっそりと健気に咲いているのが

1本の小さい黄花コスモス。

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ウィンターコスモスにしても 黄花コスモスにしても

黄色い花を咲かすコスモスは 生命力が強いのかもしれませんね。








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by kanamaru-etsurou | 2016-01-22 18:00 | 野の花 | Comments(0)





《第九十一尊者





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材は 山桃(やまもも)の雌の木・・



大きさ・・この第九十一尊者の大きさは 


  総高  頭頂まで   8. 4 cm 、
       岩台座の幅    7 .7 cm 、
        奥行    6 .8 cm 、
       頭の長さ    2 .2 cm 、 
     小鳥   1.7cm



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小鳥さんの話を じっと聴いているように 見えます。

優しさが 溢れ出ているような 羅漢さんです。











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by kanamaru-etsurou | 2016-01-21 18:00 | 五百羅漢〈250体〉 | Comments(0)








《第九十尊者》





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材は 山桃(やまもも)の雌の木・・



大きさ・・この第九十尊者の大きさは 

総高  頭頂まで   8. 2cm、
    岩台座の幅    7 .7cm 、
      奥行    6 .9cm、
    頭の長さ    2. 1 cm
棒の長さ  5cm
蝸牛  1.4 cm




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羅漢さんの視線と蝸牛の位置がずれています。

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棒の下方が折れているようです。

何度かの個展出展の際に折れたのかもしれません。

あと2~3cm長ければ 良い感じになります。

棒の付け足しを試みてみようかな・・と思ったりしています。



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仏師は かたつむりが好きだったようです。

マイペースでゆっくり動くことに

惹かれたのでしょうか・・。



第六十六尊者の時にも紹介させていただきましたが、

かたつむりとお地蔵さんの語らい・・

仏師の世界を表現した傑作だと思っています。

                (クス材・24cm・工房に居ます。)
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(以上 2016年 1月19日にアップしたものです。)



それから 1ヶ月半

やっと 棒を長くしました。 ( 3 月 7 日 )
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これくらいでいいでしょうか・・。
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by kanamaru-etsurou | 2016-01-19 18:00 | 五百羅漢〈250体〉 | Comments(0)