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仏師 金丸悦朗の挑戦

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追求し続けた いのち・エネルギーの表現

達磨像 大権像






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《 金丸作品と共に・・ 》






**  達磨 ( だるま ) 像 **    



山小屋工房には 沢山の 石膏原型が 置かれていますが 、

左側 ・ 右側に 向かい合っているのが

曹洞宗 ( そうとうしゅう ) の 寺院で 大切にされている

大権 ( だいげん ) 像と 達磨 ( だるま ) 像の 石膏原型です 。

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達磨像の 石膏原型です 。
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木で彫る前に 石膏を 塗り上げて 補正した跡が 見られます 。

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下方部分です 。 座禅用に 組んだ 両手は 衣の 一部で 覆われています 。
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『 だるまさん 』 で お馴染みの 達磨大師は

9 年間 壁に向かって 座禅をしていた ( " 面禅九年 " ) 禅師で

禅を インドから 中国に 伝えたことで 有名です 。

↓ 白隠禅師筆の 達磨像です 。
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仏師には この達磨像の イメージが あったかもしれません 。




石膏原型を 基にして 作られたのが この ( ↓ ) 達磨像です 。

仏教美術を扱う会社の斡旋で 作らせていただき 、

今は 焼津市の寺院に 安置されています 。

その会社の方が 撮ってくださった写真が 1 枚 ありましたので 、

その写真を 私が 撮ってみました 。

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平成 11 年作 材は 木曽ひのき 総高 70 cm 、像高 42 cm 、遺作集に掲載無し


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**  大権 ( だいげん ) 像  **

大権修利菩薩 ( だいげんしゅりぼさつ ) は 

航海を守るとされる 中国の阿育王山の 護法神で 、

曹洞宗の 祖 道元が 宋から 帰国する際に

道元を守りながら 一緒に 日本に 渡って来たとされ 、

曹洞宗では 達磨大師と 共に 大切な存在と されているのだそうです 。

航海を見守るということで 手を 額に かざしている像が 一般的なのですが 、

仏師は お腹に 力を入れている 座像として 作り上げました 。





石膏原型です。

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そして 、こちらが 作品としての 大権像 です 。

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平成 11 年作 材は 木曽ひのき 総高 81 cm 、像高 48 cm 、遺作集に掲載無し


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因みに 、一般的な " 達磨 ・ 大権 " 大師像です 。


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こっちの方が 楽しくて良いと お思いになる方も いらっしゃるかもしれませんね 。




次回は ちょっと大きめな 釈迦如来像を 石膏原型と 望月さん撮影の画像で ご紹介いたします 。




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by kanamaru-etsurou | 2017-07-17 17:37 | 金丸作品と共に・・ | Comments(0)