クフェア
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《 金丸悦朗も愛した 野の花たち 》
** クフェア **
( ミソハギ 科 )
山小屋工房へ行く途中の峠近くに 何十年も前から
花期が長いピンクの可愛い花を咲かす 小さな木のような植物が生えています。
花茎が 1cmほどの 可愛くて はかなげな花をつけながら 意外に 生命力が強く、
切り花にして花瓶に挿しておくと 容易に発根しますから
挿し木にして増やせば、かなり増えると思えるほどの植物です。
これも いつから生えているのか 分らないのですが、
下の工房の近くの階段下に 白花クフェアが咲いています。
( クフェアという名前は 数年前 花屋をしている三女( la renoncule ) から 聞きました。)
不思議なものが付いています。
そこで、より良く観察するために昨日 一枝を 家に持ち帰り、ルーペで見たリして、
蕾からの 流れを追ってみました。
花の上に立っているのが 蕾です・・
↓ ここでは 2つの花に注目して下さい。
花びらが終わった跡です。 ↓ (前の写真にも 花の前後に 3 個 写っています。)
↓ 次に 萼のようなものが 開くのです。
萼が 何のために 開いたのか・・?
そこには 花が咲いた後に出来る筈の実(タネ)が 在る筈・・と思い、
今朝 カメラを持って 見に行きました。
↓
良く見ると、やっぱり、 開いた萼の中に 実のようなものが 付いてました !
しかも、あちこちに。
それを確認した結果、
植えた憶えが無いクフェアが 何ヶ所かで咲いていることを 納得できた次第です。
タネを そこに 蒔いてくれたのは 鳥だったのでしょうか・・。
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本日、仏師金丸悦朗の母 ( 悦朗が亡くなった5年前から全盲になり、
毎日 早くお迎えが来てくれることを望み続けていた 101 歳です)が
病院にて 穏やかに 永眠いたしました。
息子が 迎えに来てくれたのでしょうか・・。
薬師草が 今年 何とか頑張って咲いてくれたのは こういうことだったのか・・と
しみじみ 思っています。
《 野の花 ブログ 》 主に我が家の植物たちを 見つめて 紹介させていただきましたが、
最後の羅漢紹介を前に
このあたりで 一応 終わらせていただきます。
羅漢 250体 紹介終了後も
折に触れて 作品などを紹介させていただくつもりですが、
花たちも 顔を出すかもしれません。
その時は 皆様の 癒しにでもなれば・・と 思っています。
金丸 邦子
by kanamaru-etsurou
| 2016-11-26 18:00
| 野の花
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