木通
《金丸悦朗も愛した野の花たち》
**木通(あけび)**
我が家には かなり太くなったアケビ の ツル があります。
細めの 木通 の 蔓 なら あちこちに 何十本となく 出ています。
しかし、昔 実を付けていたこのツルが
毎年 雄花と雌花を多く付けているにも拘らず
20年くらい前から まったく実 を 付けなくなりました。
人工授粉 を 試みてはいるのですが、駄目です。
考えられるのは 周りの木々が大きくなり、
あけびの葉っぱに あまり日が当たらなくなったということです。
残念がっていたところ、
近くの友人が 「 うちのアケビが 色付いて 割れてきましたよ。」と
教えて下さったので
カメラを持って 見に 行きました。
間近で じっくり 観察しました。
中の ふわふわ の 部分を そっと取り出して
縦割りにしてから
お皿に広げてみました。
タネがいっぱい。 ↓
味というものは あまり感じませんが 、
ひたすら 甘いのです。
しかも タネの周りには そのムース状のものが
まとわり付いていますから
甘くて白い部分を食べようとした鳥は
必ず タネも 胃袋にいれてしまう・・という
仕組みに なっています。
ひたすら甘いというムース状 の 果肉(?)は
スイーツが 極められている現代においては
それほど好まれなくなってはいますが、
昔の子どもたちにとっては
柿などとともに、最上のおやつだったのではないでしょうか。
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**明日葉(あしたば)**
(セリ科)
友人宅には 2m近くに伸びたアシタバの大きな株がありまして
花が沢山咲いていました。
アシタバは セリ科 ですから
その花は 芹 の花を 拡大したようなものですが 、
なかなか 美しいです。
マーケットの 野菜コーナーで見た時は 外来野菜 と思い込んでいた私 、
日本古来のものと 知ってびっくり。
葉っぱ(↓)を 戴いて来て 天ぷらにして味わいました。
by kanamaru-etsurou
| 2015-10-15 18:02
| 野の花
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