薄紅苦菜 爆蘭
《金丸悦朗も愛した野の花たち》
**薄紅苦菜(うすべににがな)**
(キク科)
「わあ、可愛い!」と 思ってしまう 花 と 綿毛 ですが 、
群落になって咲き乱れているのを 私は見たことはありません。
「あれっ、こんな所に!」と思うように
神出鬼没的に現れるような気がします。
綿毛で あちこちに 気まぐれに 飛んで行くので、
あちこちに 気まぐれに 芽生えるのでしょう。
この草 、前から うちの庭にも顔を出してくれていたのですが、
名前が判らず すっきりしませんでした。
このブログに 載せたい気持ちが 募ったものですから
俳人の尾崎佐喜子さんに 写メールを送って お尋ねしたところ 、
流石 俳人 、 野の花 などに詳しい彼女から
「薄紅苦菜では?」との 返信があり、
ネットで 見てみたところ、
確かに ”薄紅苦菜” でした!!
苦菜といいますと、黄色い花の楚々としたキク科の植物が思い起こされますが、
多分 両方とも食べると苦い葉っぱを持っているということ以外は
まるで似ていない草たちです。
( 試みに 苦菜2種の葉っぱを食べてみました。
ニガナは 確かに かなり苦い・・
ウスベニニガナは あまり苦くはないですが
美味しくないです。)
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**爆蘭(はぜらん)**
(スベリヒユ科)
薄紅苦菜の近くで こちらも可愛らしく咲いています。
丸くて可愛い実の中に
小さくて黒いタネが沢山入っていて
熟すと爆ぜるらしいです。
沢山の蕾が 爆ぜるように 午後3時頃一斉に開くので
”はぜらん” と言われているという説もあります。(季節の花300)
ピンクの花の ハゼラン と ウスベニニガナ
どちらも 愛しくなるような可愛らしさです。
by kanamaru-etsurou
| 2015-09-29 18:26
| 野の花
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